2. 回線の通信障害について
これは、非常に基本的な話ですが、見落としがちな点でもあります。
簡単に言うと、「本当に自宅まで信号が来ていますか」ということなのです。
基本的な契約、料金事項は守られているか
ここで注意するべき点は、まず契約がしっかりと済んでいるか、ということ。
いくらプロバイダとの契約をしていたとしても、「開通日」が違っていたら、素も子もありません。
また、意外に料金未納となり、接続が止められている場合もあります。
学生など口座残高が少ない人、手払いの人などは気をつけましょう。
通信障害が起きていないか
次に、果たして本当に通信障害などが起きていないか、ということです。
いくら接続を見直しても接続できず、最終的に台風でその地域一区画がダウンしていた、なんてことも現実的にはあるのです。
携帯電話や友人に調べてもらうなどで、自分のプロバイダの障害状況を確認してみましょう。
また、マンションなどの場合、自宅の壁まで信号が来る前に「MDF室」と呼ばれるマンションの一部屋で全接続を管理している場合が有ります。
そして、このMDF室の機械というのが実は意外にダウンしやすいのです。
理由は、MDF室がマンションの空きスペースに作られるなど、極めて環境が悪いケースが多く、密閉で熱暴走しやすいこと。
また、自分が使っているプロバイダだけでなく、そのマンションで使えるすべてのプロバイダを管理しているため、多くの人の出入りがあることです。
大抵の場合は、プロバイダに電話すると判明しますが、あらかじめダウンしやすいなどの癖がある場合、隣近所と確認したりして、この可能性を疑ってみてください。