ルーター内で勝手に認証をしている

多くの一般的な環境の場合、モデムであったり、ルーターであったりといった機械が存在することと思います。

多くの場合、このモデムやルーターといった機械の中に、PPPoE認証を行います。

※光ファイバーの場合
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壁||----(メディアコンバーター)---「ルーター」
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※ADSLや一部マンションの場合
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壁||----(スプリッター)---「モデム」---(ルーター)
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             +---(TEL)

※壁に直接繋がっているメディアコンバーターが現行でPPPoE認証も行える、という話は聞いたことがありません。
が、もしかしたら環境によっては、できるものもあるかもしれません。

※現在、多くのADSLモデムはルーター機能を持っており、同時にPPPoE認証もモデム内でしてしまうケースが多いようです。
もちろん、モデム内でPPPoE認証を行わない場合は、その次につながっているルーターで行います。

認証が正しくとおっているかを確認すること

最も判りやすいケースとしては、「PPPoE」と書かれたランプが機器に存在するものです。

モデムやルーターなどを見て、これが消えていた場合は、認証が何らかの形で切れている可能性があります。

停電など不慮の電源断によって、認証が切れていたケースはよく見かけるので。

モデムやルーター、複数の機器にPPPoEの機能がある場合、通常一番壁側にある機械に設定をします。

言い換えると、この場合、1番目に接続されているモデムのPPPoEランプは光りますが、2番目に接続されているPPPoEランプは光らないので、注意しましょう。

こういうことがあるために、「どの機器でPPPoE認証されているのか」を把握する必要があるのです。

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壁||----(スプリッター)---「モデム」---「ルーター」
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             +---(TEL)

こうした場合で、「モデム」、「ルーター」両方にPPPoEの機能があるとすると、設定は壁に近い「モデム」に通常行うということです。

この場合、「モデム」のPPPoEランプは光りますが、「ルーター」のPPPoEランプは光りません。

両方で認証すると、ダブル認証となり接続がロックアウトされることがあります。

設定は直接繋ぐ

設定は、その機器とパソコンを直接繋いで行う必要があります。

機械によって個別性があるため、ここでの明記は避けますが、オーソドックスな手順は別項で記載します。

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